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【厳選13選】絶対面白いSF漫画!時間を忘れて熱中できるおすすめ漫画のご紹介

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みなさんSF漫画はお好きでしょうか。

 

SF漫画は他のジャンルに比べて非常に枠組みが広く、ハードSFからSFファンタジーまで様々な作品があります。

 

SF漫画は作品数が多くて全てのおすすめのSF漫画を紹介するのは難しいですが、SF漫画の中でもユレオが面白かったと思った漫画を本日はご紹介をしたいと思います。 

 

はじめに

 当ブログでは漫画作品への感想を以下のようなレーダーチャートで表現しております。

レーダーチャートについての説明 

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あくまで個人的な視点での感想ですが、ご参考にいただければと思います。10段階評価の平均を5としております。

レーダーチャートは2種類あり、共通の漫画レーダーチャートSF漫画ジャンルのレーダーチャートと分けております。

単純に漫画の感想を知るには「共通漫画レーダーチャート」をご参考ください。

 

All You Need Is Kill

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↓kindle版が0円になっています。

タイトル:All You Need Is Kill
作者  :原作.桜坂洋 漫画.小畑健
連載期間:2014年
巻数  :全2巻

 

「ギタイ」と呼ばれる異星人による攻撃を受けている地球が舞台のSF漫画です。
統合防疫軍に所属する主人公キリヤ・ケイジは初陣で特殊なギタイと相打ちをして戦死しましたが、何故か気が付くと初陣の前日に戻っていました。
その後も死んでも「初陣の前日に戻る」ということが繰り返され、やがてキリヤは戦場から逃れようとしますが、「ギタイ」はキリヤを狙うかのように目の前に現れ、そして殺されることになります。
キリヤは覚悟を決め、「ギタイ」を倒すために”死んでも記憶を得たまま時間をさかのぼる”ことを利用して経験を積み重ねます。
その結果、死を繰り返すことで新兵でありながらベテラン兵の働きぶりをして活躍するようになります。
その後US特殊部隊のリタと出会い、リタはキリヤがループしていることを見破ります。
リタは過去に時間のループを経験したことがあり、ループの現象の正体と逃れる方法を知っており、キリヤに協力することになります。

 

この漫画は桜坂洋の小説が原作で小畑健が漫画を担当しています。

世の中には様々なループもののお話がありますが、小説が発表された2004年では比較的新鮮な設定だったと思います。
初めて日本のライトノベルがハリウッド映画として映像化されるということで、映画版の発表の際は話題になりました。
桜坂洋はゲームから小説のアイデアが浮かんだそうで、主人公が戦闘経験を積むことでベテラン兵士として成長していく過程はゲームのそれと同じように思えます。
小説の内容と漫画の内容は同じですが、映画はアレンジが加わっています。
お手軽に楽しみたい人は、「漫画読んでから映画をみる」というコースをお勧めします。 

 

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地底旅行

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タイトル:地底旅行
作者  :原作.ジュール・ヴェルヌ 漫画.倉薗紀彦
連載期間:2015年~
巻数  :既刊3巻(2017年7月現在)

 

主人公のアクセルは鉱物学の学者である伯父のリーデンブロック教授のもとで助手をしていました。
ある日リーデンブロックは古書を手に入れ帰宅します。
この古書には16世紀の錬金術師が書き残した暗号文のメモが挟んであり、この暗号を解読したところ内容は驚くべきもので、「スネッフェルス山にある火口の中を降りていけば、地球の中心に到達できる」と言うものでした。
好奇心が抑えきれないリーデンブロックは、すぐに出発することを決めてアクセルと共にスネッフェルス山があるアイスランドへと向かいます。
アイスランドに着いたリーデンブロックとアクセルは現地の猟師であるハンスを雇い、スネッフェルス山に案内してもらい、噴火口から地球の内部への入り口を見つけることになります。

 

この漫画はジュール・ガブリエル・ヴェルヌの小説「地底旅行」を倉薗紀彦がコミカライズした作品です。
「地底探検」は約150年前の小説ですが過去何度か映画化されており、有名な「センター・オブ・ジ・アース」も「地底探検」が原作となっています。
古典SFとして時代を超えて良さが伝わる冒険物語で長年支持されている作品で、物語の展開が面白く次々と想像を超える出来事が起きるので、読んでいてわくわく感が止まりません。
漫画の絵柄は骨太で非常に硬派で迫力があり、緻密に描きこまれた描写はまさに「地底探検」という古典SFの作風にぴったりです。

 

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亜人

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タイトル:亜人
作者  :桜井画門
連載期間:2012年~
巻数  :既刊10巻(2017年4月現在)

 

1990年代にアフリカの戦場で死なない生物「亜人」が確認され、世界中で大騒ぎになります。
亜人は死亡すると驚異的な再生能力で即座に蘇る特性を持ちますが、死なない限りその特殊な再生能力が発揮されないため、死亡するまでその人物が亜人であるかどうかを知ることが出来ません。
高校生で主人公の永井圭は下校途中で交通事故に遭い死亡しますが、事故直後に肉体が再生して蘇り自身が亜人であることを知ることになります。
この事故は多くの人に目撃されて圭が亜人であることが報道されてしまいます。
亜人は希少であるため懸賞金がかけられており、政府や警察などの国家組織が捕獲しようとします。
圭は日常が崩れて逃亡生活を送ることになりますが、「帽子」と呼ばれる男が接触してきます。

 

この漫画では「亜人」と呼ばれる「人の姿をしているが人ではない生き物」が人間社会の中に紛れ込んでいるという事実がわかってからしばらくした世界が描かれており、圧倒的な少数で「人ではない生き物」に対する世間との対立や扱いがリアルに描かれています。
亜人は死なないが、死亡後に即座に再生して蘇るだけなので死ぬまでは痛みを感じて苦しむことになり、「不死身で強い生き物」で万能という感じではなく、世間から「追われる生き物」として描かれます
この漫画は戦闘の描写が細かく迫力があり、物語全体を通して緊張感が続き、読者を引きつけます。
また「黒い幽霊」と呼ばれる亜人特有の能力が登場して戦闘がより過激になり、戦いが主体の展開になります。
「亜人」という謎が解明されていくのか、今後の展開が気になる漫画です。

 

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プラネテス 

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タイトル:プラネテス
作者  :幸村誠
連載期間:1999年~2004年
巻数  :全4巻


人類が宇宙開発を進め月面での資源採掘を行うようになった2070年代が舞台のSF漫画です。
人類は宇宙開発を進め月や火星には居住施設を作り、木星への有人探査計画も進めている時代になっていました。
宇宙ステーションや月面には多くの人たちが生活し、様々な仕事をするようになり、宇宙で仕事をするというのが特別なことではなくなった時代の物語です。
そのような宇宙開発で生まれたスペースデブリ(宇宙空間のゴミ)が地球軌道上にあふれて、宇宙船に衝突する事故が起きて社会問題となっていました。
主人公の星野八郎太は宇宙で働くデブリ回収業者のサラリーマンで「自家用宇宙船を手にする」という夢を追いながら仲間と共に仕事を続けていました。
仕事中の事故に巻き込まれたことがきっかけで自分の内面を見つめ直すことになり、周囲の人間に支えられながら仲間と共に成長していきます。

 

この漫画は近未来のお話ですが、科学水準が現在と桁違いにかけ離れていない為、物語の中での生活の描写がある程度身近に感じられます。
SF漫画ではありますが物語のテーマとして人間ドラマや哲学の要素が大きく、人の感受性や物事のとらえ方など、非常に感銘を受けるお話が多いです。
ユレオはこの漫画の第2話がとても好きで感銘を受けました。
第2話の内容を一行で説明すると「幸福や不幸というものは”周囲の状況”で決まるのではなく”事象を受け止める人の心”で決まる。」という内容です。
SF漫画でありながら哲学的な内容のお話が多く、何度も読み返したくなる漫画です。

 

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七夕の国

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タイトル:七夕の国
作者  :岩明均
連載期間:1997年~1999年
巻数  :全4巻

 

 大学生で主人公の南丸洋二は「新技能研究会」部長で、なものにも小さな穴をあける”超能力”を持っています。

まぎれもない超能力ですが取るに足らない内容の為、仲間内の遊びで終わっていましたが、同じ大学の教授も同様の能力を持ち、南丸よりも大きな穴をあけることが出来ました。
その教授は超能力のルーツを調べるために消息を絶ちます。
南丸とゼミ仲間は「丸神の里」と呼ばれている丸川町を訪れ、教授の痕跡を探しますが、そこで南丸が丸神の里の大名の末裔ということがわかり、思わぬ歓迎を受けます。
丸神家の末裔の持つ超能力の秘密と教授の消息を探る為に、丸神の里へ深入りしたことで様々な事件に巻き込まれていきます。

 

この漫画は全4巻と比較的短いお話なのですが、第1話の段階で最終話までのネームができていたのかと驚くぐらいまとまった構成と伏線の回収が行われます。
前半で出てきて様々な伏線を後半で怒涛の勢いで回収していく様は圧巻で、話に無駄な話数もなく4巻できっちりと終わらせ読み終わった直後の満足感が高いです。

この漫画の中で出てくる超能力は2つあり、一部の人間しか使えない「手が届く」力と、丸神の里の住民の多くが持つ「窓の外を見る」力があり、この2つの力をめぐる物語なのですが、「手の届く」力は使い続けると人間としての容姿を失っていきます。
この2つの力の名前がなぜそのような名前なのかということが後半で明らかになっていきます。

 

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宇宙兄弟

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タイトル:宇宙兄弟
作者  :小山宙哉
連載期間:2008年~
巻数  :既刊31巻(2017年6月現在)

 

近未来の日本のJAXAやアメリカのNASAなどの宇宙開発組織が舞台のSF漫画です。
主人公の南波六太は弟の南波日々人と共に幼少の頃に謎のUFOを目撃したことがきっかけで「一緒に宇宙飛行士になろう」と誓い合います。
そして19年後の2025年に日々人は宇宙飛行士になる夢をかなえます。
日々人は月面長期滞在クルーの一員として歴史に名を残そうとしていましたが、六太は日々人を侮辱した上司に頭突きをしたことが原因で勤めていた会社を退職して無職となっていました。
そんな鬱屈した日々を送る六太の下にJAXAから宇宙飛行士選抜の書類審査通過の通知が送られてきます。
これは幼少の頃に立てた誓いを忘れていなかった日々人が六太の知らぬところで応募していたものでした。
宇宙飛行士になることを諦めていた六太は再び宇宙飛行になることを決意し動き出します。

 

この漫画は日本のJAXAやアメリカのNASA等、実在する組織を舞台としたお話で、ものすごく取材がされており、近未来のお話ですが現在の科学水準からそれほど変わることが無く、現実のように受け入れられます。
国際宇宙ステーションや実在する宇宙関連施設が登場し、現在のNASAやJAXAが抱えている問題や今後の宇宙開発の未来がどうなっていくのかを知ることが出来ます。
宇宙飛行士になる為にはどういったことが必要なのか、どのような訓練をするのかと言った一般人では知り得ることがない宇宙飛行士の日常を知ることが出来る漫画で、将来宇宙飛行士を目指したいと考えている小中高生にはお勧めできる内容です。
この作品は2012年に実写映画化しており、同年にはアニメ化もしております。

 

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BLAME!

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タイトル:BLAME!
作者  :弐瓶勉
連載期間:1997年~2003年
巻数  :全10巻

 

遥か未来の地球が舞台のハードSF漫画です。
大地は建物に覆われ機械による都市の建築が果てしなく続き階層化され、巨大なネットワークが都市構造をつなぎ、「ネットスフィア」と呼ばれるネットワーク社会を「統治局」が管理していましたが、「厄災」により「ネットスフィア」は機能不全に陥り人類は感染症の蔓延によりネット端末に接続するための遺伝子が失われ、ネットワーク社会が崩壊します。
「ネットスフィア」の制御が失われた結果、建設機械は都市構造の増築を繰り返し、やがて月をも内部に取り込むほどに膨れ上がります。
生き残った人類は「ネットスフィア」から不法居住者とみなされ、セキュリティの観点から排除される対象となっています。
こうした状況を救うために、主人公の霧亥はネット端末に接続できる感染前のネット端末遺伝子を求めて探索を続けることになります。

 

この漫画のストーリーは単純で目的もはっきりとしているのですが、世界を取り巻く情勢と、なぜそのような世界が構築されたのかがはっきりと説明されておらず、漫画世界の造語的が多く登場して理解が追い付かない箇所がいくつかあります。
セリフが非常に少ない漫画なのですが時折世界設定を語られる描写があり、その情報を読者がつなぎ合わせて「BLAME!」の世界を想像して理解を深めていくことで、読者もそのSFの世界をリアルに想像することになります。
この漫画の魅力は何と言っても「巨大建築物」で、作中では建設者という機械が無作為に都市を増築していますが、その都市がどれぐらい大きさなのか細かく語る描写はありません。
作者の弐瓶勉は「ある意味、「BLAME!」の主人公は建物かもしれない」と述べており、どこまで続くとわからない巨大都市はSF好きにはたまらない世界観です。

 

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百万畳ラビリンス

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タイトル:百万畳ラビリンス
作者  :たかみち
連載期間:2015年
巻数  :全2巻

 

大学生で人との関わりが苦手な主人公の礼香はゲーム会社でバグ探しのアルバイトをしていました。
ある日突然ゲーム会社の寮が畳敷きで構成された未知の木造建造物に変化し、上下も無くなり無限に畳の間が続く不思議な空間に閉じ込められてしまい、一緒に閉じ込められたアルバイト仲間の庸子と共に、脱出を試みます。
この不可思議な木造迷宮では常識では起こりえない現象が起こります。
階段の先に人影が見えたので追いかけるが、一向に近づかないと思いきやその人影が自分たちであったり、壁の一部をはがすと別の空間が広がっていたりします。
礼香は普段は何かと抜けた性格でだらしない女性ですがゲームがとにかく好きで、ゲームに対する好奇心とバグを見つける天性の勘が鋭く、この不可思議な木造迷宮の攻略に意気揚々と突き進んでいきます。

 

この漫画で登場する”不可思議な木造迷宮”はファミコン世代から現在のプレステ4世代
のゲーマーまで、一度は経験したゲームならではの「ルール」「法則」「表現」が詰まっており、思わず「にやっ」としてしまう演出がもりだくさんです。
また、木造迷宮の攻略方法がゲームの攻略の王道のであったり、ゲーム特有のバグを利用した斬新な方法であったりと、読んでいて「ああ、なるほど!この方法で攻略するか!」と感心させられます
良くある”閉じ込められた空間からの脱出”を題材にした漫画は、テーマがホラーであったり残虐でグロテスクな内容が多いですが、この漫画は最後までそのような描写が無く、ジャンルはSFミステリーなのに非常に明るい雰囲気で安心して楽しめます。
とにかく世界設定が面白く、ゲームの世界が空間として存在するとまさにこんな”物理法則”の世界になるんだろうーなーと想像を掻き立てられます。
話が進むにつれて、次第にこの不可思議な木造迷宮の正体が明らかになっていき、最後にはこの木造迷宮の謎が解明されるのですが、思わず舌を巻く内容で結末が非常に面白く鳥肌ものでした。

 

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 少女終末旅行

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タイトル:少女終末旅行
作者  :つくみず
連載期間:2014年~
巻数  :既刊4巻(2016年11月)

 

文明が滅んだ世界が舞台で、主人公であるチトとユーリが二人で崩壊した世界を生き抜く日常を描いたSF漫画です。
世界がどうして滅んだのか、人はどこに行ってしまったのか、そういった謎がある中、彼女たちは生きる為に半装軌車・ケッテンクラート(履帯式オートバイ)に乗って廃墟となった都市をさまよい、食料を求めて移動し続けます。
旅の途中で過去の遺物が残る都市や、人がいなくなっても動き続けている施設などを見つけることがありましたが、彼女たちはそこにはとどまりません。
かつて人が住んでいた都市からは音が消え、朽ちて廃墟となった場所に残された二人は世界の終末を見ながら旅を続けます。

 

文明が崩壊した終末世界を題材にしたSFサバイバル漫画ですが、ここにさらに「日常系」の要素が加わり、「日常系ほのぼのSFサバイバル漫画」という一風変わった作品です。
物語の冒頭ですでに文明は崩壊しており、人の痕跡が存在しない中で二人は旅をしながらかつて人類が繁栄していたであろう都市を食料を求めてさまよい、過去の遺物や人の痕跡を見つけながら旅を続けるお話です。
この世界では彼女たち以外にまったく人がいないわけではないですが、ほぼ人の気配が消えた世界を行きたい場所があるわけでもなく、助け合いながら先の見えない旅をのんびりと続けます。
この世界はなぜ崩壊したのか、最後はどのような結末を迎えるのか、今後の展開が気になる漫画です。

 

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2017年10月からアニメが始まります

www.youtube.com

 

 銀河英雄伝説

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タイトル:銀河英雄伝説
作者  :原作.、田中芳樹 漫画.藤崎竜
連載期間:2016年~2017年
巻数  :既刊7巻(2017年8月)

 

遠い未来、宇宙に進出した人類は皇帝と貴族が支配する「銀河帝国」と、銀河帝国から脱出した人たちが建国した「自由惑星同盟」に分かれて150年間近く戦争を続ける壮大なスペースオペラ漫画です。
この物語にはそれぞれの陣営に”ラインハルト・フォン・ローエングラム”と”ヤン・ウェンリー”の二人の主人公がいます。
帝国の貧しい貴族として生まれたラインハルトは、姉が皇帝の後宮に収められたことをきっかけに、幼馴染のと共に軍人の道を歩み始めます。
いつか皇帝から姉を取り戻す権力を持つ為に戦場で武勲を重ねて20歳にして帝国軍元帥の地位を手に入れます。
一方のヤン・ウェンリーは、歴史家を志す青年でしたが経済的な理由で士官学校に入学し、そこで思わぬ功績を立てたことで宇宙艦隊の幕僚となり、帝国軍との戦いで功績を挙げたことで若くして艦隊司令官に抜擢されることになります。
それぞれの陣営に同時期に誕生した二人の英雄ラインハルトとヤンにより、膠着した銀河の歴史は大きく動き始めます。

 

この漫画は田中芳樹によるSF小説が原作で、過去すでに道原かつみによりコミカライズされていますが、2016年より藤崎竜が漫画を担当した作品が出ています。
藤崎竜の漫画では差別化としては物語に原作の外伝の内容が加わり、ラインハルトの幼少期から物語が始まり原作通りの時系列順に話が進みます。
この作品は遠い未来の宇宙を舞台にした架空の歴史小説という体裁がとられており、多くの登場人物複雑に絡み合い、それぞれの陣営の政治や軍組織の中での人間ドラマが非常に魅力的です。
また、戦争がテーマの一つでもあり、戦場は宇宙艦隊同士の戦いが行われるのですが、
数万隻の艦艇同士が会戦する内容で、手に汗握る攻防が繰り広げられます。
二人の英雄が今後どうなるって行くのか、銀河の未来はどうなるのか、今後の展開が楽しみな漫画です。

 

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orange -オレンジ- 

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タイトル:orange -オレンジ-
作者  :高野苺
連載期間:2012年~
巻数  :既刊6巻(本編5巻)

 

長野県松本市が舞台の高校生の青春を描いたSF青春恋愛漫画です。
女子高生の主人公、高宮菜穂は2年生になった4月の始業式の日に自宅のポストで手紙を受け取ります。
その手紙の差出人が10年後の自分からでした。
手紙の内容は26歳となった10年後の自分は後悔をしており、16歳の自分に対して同じ後悔をしてほしくない為に、今後菜穂に起きる事やそれに対しての行動選択が書かれていました。
菜穂は、初めは誰かのいたずらと思っていましたが、手紙に書かれていた通り始業式の日に成瀬翔が転校してきます。
手紙には菜穂は翔を好きになることや、翔が17歳の冬に自殺とも疑われる事故で亡くなったことが書かれており、10年後の菜穂は翔の死を防げたのではないかと後悔していることが書かれていました。
10年後の自分から届いた手紙の目的は翔は事故から救うことと分かり、菜穂は未来を変えるため手紙に書かれている行動を選択するよう努力することになります。

 

この漫画は青春恋愛ものの漫画がベースですが、「未来の自分から届いた手紙」というSF要素が加わった漫画作品です。
手紙に書かれている内容はその時々で未来を決定づける出来事と、その時に取るべき行動内容が書かれているのですが、全ての行動選択ができたわけではなく、さらに指定された行動をとることで未来に変化があり、予測していないことが起きるなどタイムパラドックの要素も含まれています。
SFの要素としては「未来からの手紙」「タイムパラドック」といった限られた内容なので、青春恋愛漫画として楽しめます。
この作品は2015年に実写映画化しており、2016年にはアニメ化もしております。

 

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懲役339年

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タイトル:懲役339年
作者  :伊勢ともか
連載期間:2014年~2015年
巻数  :全4巻

 

「魂の輪廻」「生まれ変わり」といった事が信じられている架空の国が舞台のSF漫画です。

この国では神の教えである「教典」を真理として、「魂の輪廻」「生まれ変わり」が信じられており、大きな犯罪を犯した罪人が刑期を終えることなく獄死した場合は、その大罪人の魂の生まれ変わった者を見つけて再び投獄されることになります。
ハロー・アヒンサーは神の教えである「教典」に背き懲役339年を言い渡され、33歳で投獄されて53歳の時に獄中死します。
初代ハローが死んだ直後に、身体的特徴が初代ハローと一致していことが理由でハローの生まれ変わりとして生後間もない赤子が二代目ハローとして監獄へ収監されることになります。


オリジナリティが高く「魂の輪廻」「生まれ変わり」といったあまり扱わない内容をテーマにした壮大な物語です。
刑期を残したまま罪人が獄死すれば、その生まれ変わった者が罪人として投獄され、初代ハローで始まった懲役339年という刑期により何代ものハローの生まれ変わりとされた人々が収監されることになります。
二代目以降のハロー達は罪の意識も無く、前世での記憶もないのですが、罪を償うために牢獄で生活することを余儀なくされ、生きることの意味とはどういうものなのかを問いかけます。
神の教えについて疑問をもつ者もいますが、長期にわたり神の教えである「教典」を真理とされていることで、数百年にもわたりこの慣習が続きます。
読み終えた後は今までになかったような何とも言えない満足感を味わえる漫画です。

 

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星を継ぐもの

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タイトル:星を継ぐもの
作者  :原作.ジェイムズ・P・ホーガン 漫画.星野之宣
連載期間:2011年~2012年
巻数  :全4巻


西暦205X年に月面で宇宙服を着た人間の遺体が発見されます。
この遺体の人物に該当する行方不明者はおらず、身についけていた宇宙服からこの人物は5万年前に死亡した事がわかりました。
主人公のヴィクター・ハントはこの月の遺体の調査に参加することになり、物質の内部を観測できる機器を利用して遺体の分析を行いますが、宇宙服には人類史において過去に存在しない技術が使われていることや、地球上では同様の高度な技術が存在した痕跡が無い事から異星人であると考えます。

しかし生物学者のクリスチャン・ダンチェッカーは遺体は間違いなく地球に住む人間であると断言する見解を示しました。
この遺体の人物は一体何者なのか、どこから来てなぜ5万年前の月に居たのか……一人の遺体から人類の生い立ちの謎が明かされることになります。


この漫画はジェイムズ・P・ホーガンによるSF小説が原作となっており、小説は1977年に発表され高く評価された作品です。
漫画の冒頭から月で5万年前に宇宙服を着た遺体が現在の人類と変わらない姿で見つかるという大きな謎が突き付けられ、その謎を解き明かす過程で様々な発見があり、人類の進化や月の起源など様々な内容に触れて、謎を解き明かそうとする展開は宇宙や人類史が好きな人にはたまりません。
1977年当時の様々な最新科学を基軸とした物語で大変読みごたえがあります。

 

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最後に

SF漫画13選はいかがでしたでしょうか?SF漫画は本当に数が多い為、まだまだおすすめしたい作品があるのですが、今回はここまでとしたいと思います。

 

SFというテーマは漫画の題材として取り上げやすいのか、本当に多種多様な作品があり読者をいつも楽しませてくれます。

 

また次回に機会があればSF漫画のご紹介記事を書きたいと思います。

 

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