魂を揺さぶるヨ!

ブログを通じて「魂を揺さぶり情熱を燃やせる何か」を探し人生を楽しみたいと考えている30代の男です。 アウトドア、インドア、なんでも好きです。哲学や心理学にも興味があります。

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【漫画家の新天地】ゲーム会社では元漫画家が多く活躍しているというお話【ゲームクリエイター】

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こんにちはユレオです。
 
特別な技能を仕事に生かせている方は、その業界の第一線で活躍されているかと思います。
 
しかし、特別な技能を持っている方でも競争が激しかったり成り手が多かったり市場規模が小さかったりといった理由で人的リソースが飽和状態になり、競争に敗れて技能を仕事に生かせずその業界を去るということがあります。
 
分かりやすい例でいえば「プロ野球選手」や「Jリーガー」がまさにそれです。
 
アスリートとして特別な身体能力を持つ彼らも、野球界やサッカー界の中で常に第一線でやっているわけではなく、競争にさらされます。
 
そして競争に敗れてその業界を去っていくというのはごく当たり前に起きることで、これは他の業界でも普通に起こり得ます。
 
本日は絵を描く特殊な技能を持つ「漫画家」が、競争に敗れて漫画家業界を立ち去ったその後についてお話をしたいと思います。
 

「漫画家の墓場」を経由する漫画家はまだ恵まれている

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みなさんは「漫画家の墓場」という言葉をご存知でしょうか?漫画家の方が他界された後、納骨されているお墓の話ではありません。 

昔売れていた漫画家が時代と共に作風が受けなくなり、第一線の雑誌連載から離れて、別のマイナー雑誌で連載を始めるといったことがあります。

このような「昔売れてた」もしくは「メジャー誌で連載してた」作者を呼び集めて刊行している雑誌のことを、読者が比喩として「漫画家の墓場」と呼びます。
 
もちろん、都落ちした漫画家にとっては再度チャンスを手に入れるわけで、そこで連載した漫画がヒットして再び脚光を浴びることもあります。

しかし、脚光を浴びずに「あー、昔有名だった漫画家ね」という扱いを受けて、いつの間にか連載が終わり紙面から消えているということもあります。

 

しかしながら「漫画家の墓場」を経由することなく、自ら漫画家から足を洗う人の方が多いのでは事実で、「漫画家の墓場」を経由する漫画家はまだ恵まれていると言えます。
  

漫画家業界は他業種に比べて大変厳しく世界である

漫画家業界は競争は厳しく、多くの方が夢破れたものは去っていくわけですが、これまで「漫画を描く」という夢をかなえる為に人生を送ってきた人が多く、他の技能について磨いていない方が多いようです。
 
漫画家が漫画を描くのを辞めたその後どうなるのか・・・ ネットでは以下のような記事がありました。 
 
多少脚色はあるのかもしれませんが、漫画家の世界は厳しいことが容易に想像できます。
 
漫画家業界では売れている漫画家でも常にしのぎを削る努力をして全力で走り続けなければならず、あらゆる業種の中でも大変競争が激しく浮き沈みの大きい業界です。
 
こうしたことは漫画家のドキュメンタリーや漫画家の世界を描いた漫画というジャンルがあるので、一般の人でも漫画家の厳しさやストイックさを知ることが出来ます。 

漫画家から足を洗った「元漫画家」の方は意外と身近にいます

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私は「漫画家」の肩書を経験された方を4人知っており、4人とも今は「ゲームクリエイター」の仕事をされています。
 
この元漫画家の4人は連載を経験して、そのうち3人は単行本も出したそうです。

それぞれの方に仕事の合間に漫画家としての仕事のお話を聞ける機会がありました。
 
どの方も「売れた漫画家」ではなかった為タイトルを聞いても読んだことのない漫画でしたが、一般の人から見れは絵が上手くて、素直な感想として「これだけの特殊技能を持っているのに漫画家を辞めるなんてもったいない!」と思いました。
 
また同時に漫画家業界はこれほどの技能の持ち主でもやっていけない事を知ることになりました。
  

絵が描けるという特殊な技能を持つ「元漫画家」の方の現在の職種は?

先ほどお話した4人の元漫画家の方々も現在私と同じゲーム制作を生業として第一線で精力的に仕事をされています。
 
さて、その方々の職種ですが4人とも企画職です。
 
「えっ!グラフィックデザイナー職ではないの?」と思われるかもしれませんが4人は偶然なのか企画職でした。
  
「漫画家は企画職に向いている」
私は漫画が描けるという特殊技能はゲーム業界ではグラフィックデザイナー職よりも企画職に向いていると思います。

絵の良し悪しを突き詰めると漫画家の絵よりもコンセプトアーティストの絵の方が上になるケースがあります。
 
漫画は基本的には色彩を必要とせず絵も大事ですが、それ以上にストーリーが大切です。

グラフィックデザイナー職は着色されたイメージ画像を求められますし、当然ストーリーを必要としません。

グラフィックデザイナーは純粋に”イメージをビジュアル化する”特殊技能を存分に発揮する職業です。

ゲーム業界の中では「漫画家=絵のスペシャリスト」ではないわけです。

そういうわけで時間をかけずに即興で動きのある絵を描けるというのは、企画職の方が重宝がられます。

企画職はアイデアをゲームに起こすために企画書を作成し、この企画書がしっかりやりたいことを表現できているか、伝わるように描かれているかということが、プロジェクトの進行具合にもゲームの面白さにも直結します。 

文書でやりたいことを書くよりも、絵で描かれていた方がより伝わりますし、企画書において「絵がある」と「絵が無い」は小説と漫画どころの差ではありません。

ゲームの企画書は、純粋にやりたいことをどのように表現するかが書かれている為、ストレートに絵で実現したい内容が描かれているほうが説得力がありますし、絵が付いているだけで面白そうに見えるものです。

そのため、スピーディーに絵を描ける企画屋は非常に重宝がられ、漫画を描ける技能はゲーム制作の企画職において非常に強力な武器となり、企画立案時期において、説得力と伝達力がまるで違います。 
  

ゲーム業界は漫画家業界に比べればまだぬるま湯かもしれない

この4人に少し踏み込んでなぜ漫画家を辞めたのかを尋ねたところ、皆そろって「漫画では食っていけないから」と答えました。

私の素直な感想としては、あれだけ特殊な技能を持っていても漫画の世界では食っていけない事のおどろきでした。
 
幸いゲーム会社は市場がしっかりと存在して、今のところ漫画家に比べて仕事にあふれるようなことはありません。

漫画家業界がレッドオーシャンならば、ゲーム業界は漫画家業界に比べればまだブルーオーシャンなのかもしれません。


「レッド・オーシャン、ブルー・オーシャンとは」
競争の激しい既存市場を「レッド・オーシャン(赤い海、血で血を洗う競争の激しい領域)」とし、競争のない未開拓市場である「ブルー・オーシャン(青い海、競合相手のいない領域)」を切り開くべきだと説く。そのためには、自分の業界における一般的な機能のうち、何かを「減らす」「取り除く」、その上で特定の機能を「増やす」、あるいは新たに「付け加える」ことにより、それまでなかった企業と顧客の両方に対する価値を向上させる「バリューイノベーション」が必要だとしている。そのための具体的な分析ツールとして、「戦略キャンバス」などを提示している。
引用元:Wikipedia
 

最後に

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ここまで絵を描く特殊な技能を持つ「漫画家」が、競争に敗れて業界を立ち去ったその後についてお話ししてきました。
 
記事の題にもありますが、私はゲーム業界は漫画家の新天地ではないかと思いますし、また多くの方がそこで活躍をされており、満ちた仕事を行い幸せそうにしています。
 
ただ、本当に幸せかどうかは本人にしかわからないので軽はずみなことを言えませんが、漫画にしろゲームにしろ、「クリエイティブな仕事」というのは世の多くの仕事の中では貴重なもので、そうしたクリエイティブな仕事をできる職業につけるということは「想像欲」や「創作欲」を満たしてくれます。

もし漫画業界を去ろうとされている方がおられましたら、ぜひともゲーム業界の門徒を叩かれてははいかがでしょうか。 
 
きっと新たな人生の歩むことが出来るかと思います。 
 
 
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