仕事

給料が上がらない!会社の将来とお金に対する漠然とした不安を解消する【自分の市場価値を知る】

こんにちはユレオです。

世の中の多くの方が日々の生活を送るうえで必要なお金を手に入れる為に仕事をされているかと思います。

仕事と言っても正社員からアルバイト、サラリーマンから社長まで様々な就業形態がありますが、共通点として労働に対して対価を得て生活を送っています。

お金ばかり追い求める人生は良くはないですが、生きていくうえでお金は必要で大切であり、多くの方が人生の中で「お金を得る」為に時間を費やします。

ところで皆様は収入、つまりは「年収」は年々増えていますか?減っていますか?

(´・ω・) 成果主義という名のもとで昇給が抑えられている気がする。

実は私は以前勤めていた会社では過去5年間、昇給がありませんでした。

2012年12月に始まった「アベノミクス景気」が、90年代前半のバブル経済期を抜いて戦後3番目の長さになり、世間は好景気となっているのに以前勤めていた会社は昇給を「成果主義」により、一度も行ってくれませんでした。

どうも私だけではなく、多くの同僚も同じような状況で、来年も給料が上がるという事が考えられないため、どう考えているのかをそれとなく聞いてみたところ、「なるようにしかならない」「まー仕方がないのでは?」と将来を悲観的に捉えている方が少ないことに驚きました。

こうしたお金にまつわる漠然とした将来への不安を抱いているのは私だけなのでしょうか?

お金に対する捉え方や考えというのは人ぞれぞれで、他人の考えについてわざわざ気にするべきことではないのですが、世の多くの方はどう思っているのかが気になり、調べることにしました。

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アベノミクス景気が始まった過去5年間で世間の年収がどう変化しているのか?

アベノミクス景気が始まった過去5年間で日本人の年収はどう変化したのでしょうか?

そういった実態を調べるために情報を探してみたところ、「日経キャリアNet」が行った興味深いアンケートがありました。

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引用元:第24回 転職と年収の変化の実態 – 会員アンケート | 日経キャリアNET

これは転職の有無にかかわらず、直近の5年間での年収の変化についてのアンケート結果で、年収が「上昇傾向」と「順調に上昇」を合わせると、全体の約4割の回答者が過去5年間で年収が上がっていると答えています。

さらに20代と30代だけで見ると半数以上が「上昇傾向」と「順調に上昇」と回答しています。

(; ・`д・´) このアンケートを見ると給料が上がっているところは多いな。

こうしてみると、以前の会社に勤めていた5年は世間的には景気が上向きで年収が上昇する「ボーナスタイム」だったわけですが、私と私の会社は好景気からまんまと置いてきぼりを食らいました。

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世の中の多くの人が年収の上昇を考慮して人生設計を立てている

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以前、私は過去5年間で年収の上がらなかったので、「今後も年収が上がらないのでは」と考えて人生設計を行っています。

しかし、将来年収が上昇しないことを見込んで人生設計を立てる考えは正しいことなのでしょうか?

これについても調べてみたところ、「ジャパネット銀行」が行った興味深いアンケートがありました。

プレスリリース・ニュースリリース配信シェア…

 

「ミレニアル世代」のマネー事情を調査 ~自分の「10年後」の年収予想、平均は430…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000025999.html
株式会社ジャパンネット銀行のプレスリリース(2017年6月15日 16時00分)のマネー事情を調査 ~自分のの年収予想、平均は430万円 自信がある人は、わずか3割台~

このアンケートは20代を対象にしたものですが、10年後の年収についていくらぐらい稼いでいるかという質問をしたところ、平均額が430万円という結果になりました。

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ちなみに国税庁による2014年度の調査によると、20代の平均年収は296万円となっており、30歳~34歳までの平均年収は403万円(男性457万円・女性315万円)となっております。

20代の方が10年後にいくらの年収を稼いでいるかという質問に対しての予想の答えが平均額が430万円というのは非常に現実的な数字です。

このアンケートの結果を見ても分かることですが、20代の多くの方が将来も昇給が続き、年収が徐々に増えていくと考えていることが分かり、現実もそれに近い数値が30代の年収額となっています。

つまり、私の「将来年収が上昇しないことを見込んで人生設計を立てる考え」は少数派であることが分かり、昇給がない会社も少数派であることが伺えます。

自分の親よりも生涯賃金を稼げる自信がない

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「ジャパネット銀行」が行ったアンケートにはもう一つ面白い内容があり、「自分の親よりも生涯賃金を稼げる自身があるか」という質問に対して、「自信がある」と答えた人は36%で、6割以上の方が親の世代より稼ぐことは難しいと答えています。

「自信がある」と答えた人が36%というのを見て少ないと感じるか、多いと感じるかは人それぞれですが、このアンケート記事では「36%という結果は少なくて驚いた」という形で捉えています。

正直に申しますが、私は自分の親よりも生涯賃金が稼げるなんて絶対不可能と考えていたので、逆に36%の方が「自分の親よりも生涯賃金が稼げる自信がある」と答えたことに驚きました。

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自分の市場価値を調べて適正な年収を知っておくことは重要

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これは私の考えですが、今勤めている会社の給料や人事評価というものについて満足している方はどちらかといえば少数派ではないでしょうか。

勤めている会社の視点から見た自分の評価は、会社から支払われる給料で判断できますが、それが社会全体で見た時に適正であるかというのは、なかなか判断がつきません。

自分の市場価値を調べるには第三者から見た視点が必要で、手っ取り早い方法として「転職活動」をすることは有効です。

ただ、仕事をしながら転職活動を行うのは大変なので、自身の情報から求めている条件の企業や条件を探すことを代行してくれる転職エージェントを利用するというのが、賢い方法だと思います。

こうした転職エージェントは、転職成功時に成功報酬が転職先の企業がエージェント対して報酬を支払われるので、サービスを利用する個人は一切の費用負担がなく有益な情報が無料で得られます。

  • 自分の市場価値はいくらなのか?
  • 年収は適正なのか?
  • 他の会社はいくらの年収を提示するのか?
  • 現在の職能を活かして別業種に転職は可能なのか?

こういった情報を知っておくだけでも、将来において有効な選択肢を確認することができますし、年収を将来アップしたい場合はどういった選択があるのかを知ることができます。

もしあなたが現在転職を考えていなかったとしても、自分の市場価値がいくらなのかを知っておくことは有効で、勤めている会社に対して正しく評価されているのかの判断材料にもなります。

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最後に

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今回は将来に対する漠然としたお金に対する不安を感じていることに対して、世の中の多くの人はどのように考えているのかを調べてみた結果についてまとめてみました。

こうしてみると「アベノミクス景気」が始まりバブル経済期を抜いて戦後3番目の長さとなった好景気の中、私と私が以前勤めていた会社は置いてきぼりを食らっていた事が分かりました。

(・∀・) 今の会社では給料は上がってしっかりと昇給もするようになったわ。

今回調べてたことで分かったのは、私があまりにも世間知らずで周囲を見ずに過ごしてきており、以前の会社で過ごした5年間について良い時間を過ごしたとは言えない結果に少しばかりショックを受けております。

30代となると将来に対する展望が暗いという事実を客観的に捉えることが出来れば、
それに対して何らかの行動を起こさなければ手遅れになります。

また、自分自身の市場価値を知っておくことは必要と思うとの、現在勤めている会社からの給料が適正かどうかというのを、同僚を比較して行うのはあまり意味がなく、もっと広く比較する必要があると感じました。

会社との給料の額面の交渉をするにしても、一度自分の市場価値を正しく知っておくことは重要だと思います。

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