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ブログを通じて「魂を揺さぶり情熱を燃やせる何か」を探すゲーム制作を生業とする30代の男です。 アウトドア、インドア、なんでも好きです。

「レイリ」の感想。 岩明均と室井大資による武田家の最後を描く漫画のご紹介

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こんにちはユレオです。

 

戦国時代を舞台にした歴史漫画は大変多く、有名な武将をテーマにした小説・漫画・ドラマ・映画が世の中にはあふれています。

 

そうしたものは史実を基に構成されている物もあれば、史実を柱として時系列を追いますが、フィクションで構成されている作品も多いです。

 

フィクションだからと言って面白くないというのではなく、歴史の出来事が確定していてもそれに至った経緯について、時代背景と史実の出来事が物語を構成しているのであれば、読者も「歴史物」の作品として認識して楽しむことが出来ます。

 

今日ご紹介するのは武田信勝の影武者となる少女の物語の漫画のご紹介です。

 

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タイトル:レイリ
作者  :原作.岩明均 漫画.室井大資
連載期間:2016年~
巻数  :既刊3巻(2017年4月現在)

 

テーマとする武将が武田信勝ということもあり、戦国時代での有名な大名である甲斐武田家の最後の当主がどういった最後を迎えるのかをこの漫画では語られることになります。

 

漫画「レイリ」のあらすじ

 

時代は「長篠の戦い」の4年後(1579年)のお話で、”レイリ”という名の百姓の娘が主人公の歴史漫画です。

 

「長篠の戦い」は武田勝頼が織田徳川連合軍に大敗した戦で、戦国時代の有名な戦の一つです。

 

レイリは過去に「長篠の戦い」の落ち武者狩りの被害に合い一家を失いますが、その時に岡部元信に助けれることになりました。

 

その後岡部元信の元で4年間育てられ、家族を殺された復讐の為に彼女はひたすらに強さを求め、日々木刀を振り続け、ついには村一番の強さになりました。

 

家族を殺されたことで自暴自棄となりつつも成長したレイリが望むことは、大恩がある岡部丹波ために「戦場で武勲を立てて討ち死にする」ことでした。

 

岡部はこの死にたがりの娘を戦場から遠ざけ、武田信勝(13歳)の影武者に仕立てて従事させることにします。

 

漫画「レイリ」のみどころ

この漫画は原作が岩明均で漫画は室井大資で、すごい組み合わせの漫画作品と思いましたが、原作者のパワーが強いのか「岩明均」作品の様子を呈してます。

 

岩明均の作品で有名なのが「寄生獣」で、ストーリー展開に定評がありますが、この作品も同様にストーリ展開が非常に気になり、「次どうなるんだろ!」と読者を釘付けにします。

 

主人公のレイリは家族が殺されたことにより、自分だけ生き残ってしまったことに対して後ろめたさを感じ、いつでも死んで家族の元に行けることを考えています。

 

しかし、岡部丹波に対しての恩義を感じており、岡部丹波の為に戦場で武勲を立てて死ぬことを夢見ています。

 

「殺して殺しまくって!そして最後は丹波さまの盾になってちゃんと死にます!ちゃんと最後に死ぬますから!!」

 

このレイリの言葉を聞いた岡部丹波はこんな風に育ってしまったことを後悔し、武田信勝の影武者として仕えるためにレイリを土屋惣三に預けます。

 

ここから影武者としての訓練が始まるのですが、武田信勝はまだ幼く権力を持ち合わせていないながら、聡明で武田家の将来を担う人物であることが故、影武者を複数人用意するなど命を狙われています。

 

武田信勝は史実では1582年に織田・徳川の甲斐侵攻(甲州征伐)が始まり、家臣の裏切り等があり、甲斐武田家の最後の当主として16歳の若さで自害しすることになります。

 

【武田信勝】

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『甲陽軍鑑』に拠れば、信勝は永禄10年(1567年)11月1日、諏訪勝頼の長男として伊那高遠城に生まれたという。
甲斐武田氏は信玄期に信濃侵攻を行い、父の勝頼は信濃諏訪氏の娘を母とした信玄庶子として生まれ、諏訪庶流の高遠諏訪家を相続して高遠城主となっていた。武田氏は北信地域を巡り越後の上杉謙信と抗争していたが、永禄4年(1561年)の第四次川中島の戦いを機に北信をめぐる争いは収束し、尾張国の織田信長と友好的関係を築くなど外交方針が転換していた。永禄8年(1565年)10月には信玄嫡男の武田義信が謀反により廃嫡され(義信事件)、勝頼が武田家世子となる。
『甲陽軍鑑』によれば信勝生母の龍勝院は奥美濃国衆の苗木遠山氏の出自で、このころ遠山氏は尾張織田氏・甲斐武田氏の両属関係にあり龍勝院は信長の養女として永禄8年(1565年)に武田家へ嫁ぎ、永禄10年(1567年)に信勝出産の際に死去したという。
元亀2年(1571年)に勝頼と信勝は甲府の躑躅ヶ崎館へ移っている。元亀4年(1573年)4月12日には信玄が死去し、『甲陽軍鑑』によれば信玄は遺言として自身の死の三年秘匿と信勝成人まで勝頼が陣代(後見)を務めることを命じたという。
勝頼期には武田氏は天正3年(1575年)の長篠の戦いでの敗退。御館の乱後の甲越同盟の締結・甲相同盟の破綻を機に外交方針の再構築を行っているが、その一環として織田氏との和睦が試みられている(甲江和与)。天正7年(1579年)11月16日に勝頼は信勝の元服準備を命じており年内には元服が執り行なわれたと見られるが[4]、これは織田家との縁をもつ信勝を当主とすることで融和を図る意図があったと考えられている。
『信長公記』『甲乱記』によれば、天正10年(1582年)2月、織田信長・徳川家康の甲斐侵攻(甲州征伐)が始まると織田・徳川勢の攻勢に対し有力家臣の離反により武田領国は崩壊し、勝頼は3月3日に新府城を放棄して郡内領主の小山田信茂を頼るが、信茂の離反により3月11日には天目山の麓の田野で織田家臣の滝川一益に捕捉され、信勝は勝頼や家臣の跡部勝資・土屋昌恒らと自害したという。享年16。

引用元:武田信勝 - Wikipedia

 

つまりレイリの物語は史実通りであれば、信勝が自害するまでの後数年しかなく、影武者として最後をどう迎えるのか、ということが非常に気になります。

 

この死にたがりの娘が今後どう成長していくのか、武田信勝の影武者としてどのような結末を迎えるのか、次巻が楽しみな作品です。

 

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