魂を揺さぶるヨ!

ブログを通じて「魂を揺さぶり情熱を燃やせる何か」を探すゲーム制作を生業とする30代の男です。 アウトドア、インドア、なんでも好きです。

【ループものの傑作】 成長過程が面白い 「オール・ユー・ニード・イズ・キル」

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この漫画はライトノベルが元にあり、

2014年にハリウッド映画化されました。

ちょうど映画のプロモーションの一環で、
 
ほぼ同時期に全2巻でコミカライズされました。

 

 

  

あらすじ

舞台は「ギタイ」と呼ばれる異星人による攻撃を受けている地球。

統合防疫軍に所属する主人公の新兵が初陣で特殊なギタイと相打ちして
 
戦死したことにより、死んでも記憶を得たまま時間をさかのぼることが
 
出来るようになる。

その結果、死を繰り返すことで新兵でありながらベテラン兵の
 
働きぶりをして活躍する。

その後、同様に死のループを繰り返していた味方兵と出会い、

ループの仕組みを知ることとなり、主人公はループの現象からの脱出を模索する。


どのメディアが面白い?

ユレオはこの作品を「小説→映画→漫画」という順番で見ました。

漫画の紹介記事ではありますが、感想として小説が一番面白かったです。

小説版の方が面白かった理由は、主人公の心理的描写が
 
一番細かく書かれていたからです。

ですが、漫画版は小説版にはない躍動感や、
 
表情による心理描写を楽しむことが出来ます。

漫画版は全2巻で小畑健が作画しており、

キャラクターも魅力的で、読者を引き込む内容に仕上がっています。

映画版はいろいろと脚色されており、

基本的な設定以外はオリジナルストーリーになっています。

映画の後半は全てオリジナルストーリーなので、ある意味新鮮ではありました。

漫画版か小説版を読んでから映画を見ると、もっと楽しめるかと思います。

映画版はオチが異なる為”二度見”にはなりません。


ループものの面白さ

世の中には様々なループもののお話がありますが、

本作の小説版が発表された2004年では、比較的新鮮な設定だったと思います。

初めて日本のライトノベルがハリウッド映画として映像化されるということで、

映画版の発表の際は話題になりました。
 

作者はゲームから小説のアイデアが浮かんだとのことです。

確かに主人公が戦闘経験を積むことでベテラン兵士として成長していく過程は

ゲームのそれと同じように思えます。

ループものが受け入れられやすいのには日本のゲーム文化が関係しているのでは

ないかと思うのですが、いかがでしょうか?


魅力的なメカデザインとキャラクター

小説版では機動ジャケットいうパワードスーツのデザインについて

あまり語られていなかった為、漫画版ではパワードスーツの魅力が堪能できます。

兵士が戦場で白兵戦を行うのですが、漫画版は小説では伝わらない

動きが読み取れるので、バトル漫画としても魅力的です。

また、登場人物もキャラクター立てをしっかりしており、

小畑健の画力で魅力的になっております。

小説では心理描写を文字で書き起こしていますが、

漫画版は表情で表現しているので、

じっくりしっかり読むとまた印象が変わるかもしれません。



私は「小説→映画→漫画」と3つのメディアで本作を楽しんだのですが、

どれも非常に楽しめました。

小説はややボリュームがあり、読むのに時間がかかったので、

お手軽に楽しみたい人は、「漫画読んでから映画をみる」というコース
 
お勧めします。