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ブログを通じて「魂を揺さぶり情熱を燃やせる何か」を探すゲーム制作を生業とする30代の男です。 アウトドア、インドア、なんでも好きです。

【漫画家の新天地か!?】 ゲーム会社には元漫画家が意外といるというお話

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「漫画家の墓場」という言葉をご存知でしょうか。

漫画家が他界された後、納骨されているお墓の話ではありません。 
 

昔売れていた漫画家が時代と共に作風が受けなくなり、

第一線の雑誌連載から離れて、別のマイナー雑誌で連載を
 
始めるといったことがあります。

このような「昔売れてた」もしくは「メジャー誌で連載してた」作者を呼び集めて
 
刊行している雑誌のことを、読者が比喩として「漫画家の墓場」と呼びます。
 

もちろん、都落ちした漫画家にとっては再度チャンスを手に入れるわけで、
 
そこで連載した漫画がヒットして再び脚光を浴びることもあります。

しかし、脚光を浴びずに「あー、昔有名だった漫画家ね」という

扱いを受けていつの間にか連載が終わり、消えているということがあります。

 

しかし、こういった「漫画家の墓場」を経由することなく、

自ら漫画家から足を洗う人の方が多いのではないでしょうか。
 
 
漫画家はその後どうなるのか・・・ ネットでは以下のような記事がありました。
 
多少脚色はあるのかもしれませんが、厳しい業界であることが容易に想像できます。

 

漫画家は身近にいるよ

ユレオは「漫画家」の肩書を経験された方を4人知っています。

この方々の今の肩書は「ゲームクリエイター」です。
 

4人とも連載を持ち、3人は単行本も出したそうです。

それぞれの方とも特別親しい仲ではありませんでしたが、
 
仕事の合間に漫画家としての仕事のお話を聞ける機会がありました。
 

話は逸れますが、ユレオも絵を描くことが好きで10代の前半のころは将来漫画家に

憧れたことがありました。
 
漫画どころかネームすら描いたことはありませんでしたが、
 
イラストはよく描いていました。

絵は上達はしたのですが、漫画というのはまた別の才能が必要で、

高校に入るころには、ユレオは漫画家にはなれないと言うことを

周囲の反応が教えてくれました。その後、ユレオは美大に進むことにはなり、
 
漫画家を目指すためのスタートにも立つこと無く、あきらめたわけです。
 
 


話はそれましたが、ユレオはそんなに憧れの職業である漫画家と

これまで4人も会い、一緒に仕事をしました。
 
もしかしたら当人が秘密にしているだけで、案外隣近所にもいるのかもしれませんね。
 
そういえば田中 圭一さんもゲーム会社に勤めてらっしゃいましたよね。
 

 

 

元漫画家の人の職種は?

4人の元漫画家の方々も現在ユレオと同じゲーム制作を生業として

第一線で精力的に仕事をされています。
 
さて、その職種ですが4人とも企画職でした。
 
「えっ!グラフィックデザイナー職ではないの?」

思われるかもしれませんが4人は偶然なのか天職なのか皆企画職でした。
 
 

漫画家は企画職に向いている

ユレオは漫画が描けるという特殊技能はゲーム業界では

グラフィックデザイナー職よりも企画職に向いていると思います。

おそらく絵の良し悪しを突き詰めるとコンセプトアーティストの方が

上になるのではないでしょうか。
 
漫画は基本的には色彩を必要とせず、絵も大事ですが、
 
それ以上にストーリーが大切です。

グラフィックデザイナー職は着色されたイメージ画像を求められますし、

当然ストーリーを必要としません。

グラフィックデザイナーは純粋に”イメージをビジュアル化する”特殊技能を存分に
 
発揮する職業です。

ゲーム業界の中では「漫画家=絵のスペシャリスト」ではないわけです。


そういうわけで即興で動きのある絵を描けるというのは、
 
企画職の方が重宝がられます。

企画職はアイデアをゲームに起こすために企画書を作成します。

この企画書がしっかりやりたいことを表現できているか、

伝わるように描かれているかということが、
 
プロジェクトの進行具合にもゲームの面白さにも直結します。
 

文書でやりたいことを書くよりも、絵で描かれていた方がより伝わります。

これは小説と漫画どころの差ではありません。

ゲームの企画書は、純粋にやりたいことをどのように表現するかが書かれている為、
 
ストレートに絵で実現したい内容が描かれているほうが説得力があります。

そのため、スピーディーに絵を描ける企画屋は非常に重宝がられます。


そういうこともあり、漫画を描ける技能はゲーム制作の企画職において

非常に強力な武器となります。そりゃもうリーサルウェポン級です。

企画立案時期において、説得力と伝達力がまるで違います。
 

 

  

 

ゲーム業界はまだまだぬるま湯かも

この4人に少し踏み込んでなぜ漫画家を辞めたのかを尋ねたところ、

皆そろって「漫画では食っていけないから」と答えました。

あれだけ特殊な技能を持っていても漫画の世界では喰っていけないわけです。
 


幸いゲーム会社は市場がしっかりと存在して、
 
今のところ漫画家に比べて仕事にあふれるようなことはありません。

漫画家がレッドオーシャン(*)ならば、
 
ゲーム業界はまだまだブルーオーシャン(*)なのかもしれません。

*レッドオーシャンは「激戦市場」。ブルーオーシャンは「不戦市場」
 
 

 

 

転職を考える漫画家の方がおられましたら

記事の題にもありますが、ゲーム業界は漫画家の新天地ではないかと思います。

もし漫画業界を去ろうとされている方がおられましたら、
 
ぜひともゲーム業界の門徒を叩かれてははいかがでしょうか。