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ブログを通じて「魂を揺さぶり情熱を燃やせる何か」を探し人生を楽しみたいと考えている30代の男です。 アウトドア、インドア、なんでも好きです。哲学や心理学にも興味があります。

漫画「とろける鉄工所」の感想。この溶接工がすごい!! 

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皆さん溶接をされたことはありますか?


安心してください。ユレオも溶接はしたことはありません。
 
ユレオはこの漫画を読むまでは溶接と半田はなんとなく違うという程度の知識しかありませんでした。
 
そもそも、一般の方がDIYで何かを作ったとしてせいぜい木を材料にする程度です。
 
鉄の鋼材を切ったりくっつけたりして何かを作ろうなど思いつきもしません。 
 
前置きが長くなりましたが、今回ご紹介する漫画はこちらです。

https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51L1tcLyszL._SY346_.jpg

  
そんな鉄を自在に扱う溶接工を題材とした漫画です。
 
漫画が数多くあれど「溶接工」の漫画は他に存在しないと思います。
  
 

「とろける鉄工所」どんなお話なのか

この漫画は作者の野村宗弘さんが実際に体験された溶接工時代のエピソードを面白おかしく個性的な独特のタッチの絵柄で描いています。
 
ジャンルをあえて説明すると「日常系溶接工ギャグ漫画」です。
 
主人公とその奥さん、鉄工所の仲間との日常を描く中で、鉄にまつわる豆知識や鉄製品がどのように作られているのかなど普段見ることのない世界が細かな描写で描かれています。 
 
鉄を使ったモノづくりの現場がどんな風なのか、どういう理屈で鉄と鉄がくっつくのか。
 
鉄に穴をどうやってあけるのか。
 
普段生活の中で皆が使っている鉄製品がどのように作られているのかをかなり細かく知ることができます。 
 
また、鉄という身近な物質の特性が説明されていたり、高度経済成長期の日本を支えてきたモノづくりの基礎がこうした鉄工所であることを考えると、この漫画は社会的な価値のある漫画で読んでいて大変面白いと思うと同時に非常に感心します。

危険と隣り合わせの現場

コミカルな絵なので伝わりにくいですが作中では溶接作業中にちょっとしたミスで大けがどころか死ぬかもしれない大変な作業をしています。
 
扱う鋼材が倒れるだけで死に至るような現場でアーク光(溶接時に出る光)に焼かれて冬でも関係なく日焼けしたり感電したりするなど、危険な現場での世界を淡々とそしてユーモアに表現しています。
 
 
また、この漫画では溶接工の視点だけではなく、経営者の鉄工所の視点で描かれているエピソードもあり、中小の町工場の苦悩を面白おかしく本当にユーモアに描いてます。
 
労働環境に問題がありそうな現場で、感情移入すれば辛くなるような内容ですが、独特のコミカルな絵により安心して読むことができます。 
 
このような社会派の漫画はなかなかありません。
 
とろける鉄工所は全10巻で読みごたえがあり、週末にさっと読むのは大変なので1週間くらいかけてゆっくり読める漫画です。 
  
この漫画を読んだら、普段何気なく使っている鉄製品や公園の遊具などを見ると、
溶接工の職人さんに思わず感謝したくなること請け合いです。  

 

 

 

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