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ブログを通じて「魂を揺さぶり情熱を燃やせる何か」を探すゲーム制作を生業とする30代の男です。 アウトドア、インドア、なんでも好きです。

「アルキメデスの大戦」の感想。数学的視点が超絶面白い!

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世には戦争をテーマにした漫画はたくさんあります。


小説も入れればもう数えきれないほど出てますよが、そういったものの大半が「戦いの場」が戦場です。 

 

今回ご紹介したい漫画は「戦いの場」が戦場ではなく、旧日本軍の兵器開発の現場が「戦いの場」の漫画です。
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この漫画は戦争がメインテーマではありますが、数学も大きなテーマです。


数学により導き出される答えはゆるぎない説得力が生まれます。

 

主人公はこの数学の力を使い日本を良くしようと奔走しますが、混迷の時代の権力争いに巻き込まれることになります。

 

あらすじ

昭和8年、日本は欧米諸国との対立が深まり戦争の機運が高まり、海軍の軍事力の強化の為、新型戦艦の建造計画が始まります。


大きな主砲を持つ巨大戦艦の建造計画を推進したい平山忠道の派閥と、航空機戦力が将来戦場の主力となることを予想し、対航空機戦闘を考えた高速で機動力のある戦艦計画を進める山本五十六の派閥との建造計画の争いが起きます。

  

平山は不当に安い見積もりで建造計画を進めようとしますが、山本はそれが”不当である”ことを証明できずにいました。

  

山本はこの巨大戦艦の予算が”不当に安い”ことを証明して平山の建造計画を阻止しようと考え、東京帝国大学の学生で数学の天才と注目されていた主人公を主計少佐に任命し、海軍省経理局特別会計監査課の課長として招き入れます。

 

見どころ

この漫画は数学的な視点がとにかく面白い!

 

船舶の製造費を「大きさ」「規模」「建造期間」「鋼材費」等の様々な視点から、実際に必要とする建造費を洗いだそうとする話の流れは、数学好きやエンジニアにはたまりません。

 

普段数字を数量を示す記号として扱うと現実感がありませんが、この漫画では数字と物理的な質量の関係や、「設計図」や「仕様書」が建造費用にどう関係するのか等が描かれており、算出方法の方程式を導きだす件は非常に面白いです。 

 

また、史実の部分も含まれているので歴史が好きな人や、WWⅡや旧日本軍が好きな軍事マニアも喜ぶ詳細な描写があります。

 

戦争がテーマの漫画で、主人公は常に争いの渦中にいるわけですが、戦地が戦場ではない面白い切り口の漫画です。 

 

とにかく次の展開が気になる漫画です。


現在は第6巻まで出ており、週末の一気読みにお勧めいたします。

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