断酒

アルコール依存症を自分で調べる方法|早期・後期依存症の症状について確認する方法

こんにちはユレオです。

インターネットで検索した結果、こちら記事をご覧になられているということは、あなたはお酒が大好きではないでしょうか?

この記事では自分が「アルコール依存症」かどうかを簡単に確認する方法をまとめています。

ところで、皆さん「離脱症状」という言葉を聞いたことはあるかと思います。「離脱症状」と聞くと”薬物”などを想像するのではないでしょうか?

中毒性がある薬物等を繰り返して使用していると、やがて耐性ができて次第に使用量が増えたり止めることが出来ず依存状態になります。

離脱症状とはそういった状況で摂取している薬物を止めると現れるの身体や精神に現れる症状のことを指し、「禁断症状」や「退薬症状」とも呼ばれ、摂取するのを止めた薬物を与えると症状は軽減したり消失したりします。

こういった離脱症状についてどう思われますか?

通りすがりのサラリーマン
通りすがりのサラリーマン
いやーさすがに俺は関係ないよ、薬物とは縁が無いしw

まあ、そう思われる方が大半でしょう。

しかし、この離脱症状というのは案外気が付かないもので、多くの方が何かに依存しており、そしてそれらを絶てば簡単に離脱症状が身体や精神に現れます。

では薬物ではなく依存するものに何があるかというと「お酒」「たばこ」「コーヒー」といった嗜好性のものや、変わり種としては「チョコレート」や「コーラ」等があります。

人は依存しているものが意外と多くて、絶つと症状は異なりますが、離脱症状が現れます。

本日は私が経験したお酒をやめて離脱症状が出てことについてお話したいと思います。

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本記事の内容

  • 私がアルコール依存症であることに気づいたきっかけ。
  • 自分がアルコールは依存性なのかを確認する方法。
  • アルコールは依存性の離脱症状はどれくらい続くのか?

本記事では私がお酒をやめたことで症状として現れた離脱症状についてや、離脱症状がどれくらい続くのかなどを体験を元に記事としてまとめています。

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お酒を飲むのをやめたことでアルコール依存症であることに気が付いた

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私は7年前に断酒を始めたのですが、断酒を始めるまで晩酌でビール500mlを毎晩2.3本飲む程度で、特に酒癖が悪かったわけではなく、問題も起こしたことはありませんでした。

その為、自分自身がアルコールに対して依存しているとは考えておらず、お酒を止めようと思えばいつでも止めれるくらいに思っていました。

そんな考えでしたが、いざ断酒を始めると空腹時や疲れた時、また晩酌をしていた晩御飯の時にお酒を飲みたくなり、早めに寝てやり過ごそうとしたのですが、夜中に大量の寝汗をかいて、不快感で目覚めて一晩でパジャマを2.3度着替えるという身体的な症状が出ました。

最初は風邪でも引いたのかと考えたのですが、熱や鼻や喉は問題がありません。

この寝汗の症状について調べたところ早期離脱症状と後期離脱症状というものがあり、寝汗がひどくなる状況が続くこともあるという事を知りました。

早期離脱症状はアルコール依存症の方がアルコールを断って数時間すると出現して、後期離脱症状は飲酒を止めて2~3日で出現して1週間ほど続きます。

症状の内容は「手や全身の震え、発汗(特に寝汗)、不眠、吐き気、嘔吐、血圧の上昇、不整脈、イライラ感、集中力の低下、幻覚(虫の幻など)、幻聴」など様々ですが、私が経験したのはイライラ感や集中力の低下、そして発汗でした。

【アルコール依存症による離脱症状】
早期離脱症状は飲酒を止めて数時間すると出現し、手や全身の震え、発汗(特に寝汗)、不眠、吐き気、嘔吐、血圧の上昇、不整脈、イライラ感、集中力の低下、幻覚(虫の幻など)、幻聴などがみられます。後期離脱症状は飲酒を止めて2~3日で出現し、幻視(見えるはずのないものが見える)、見当識障害(自分のいる場所や時間が分からなくなる)、興奮などのほかに、発熱、発汗、震えがみられることもあります。
そして患者さんは、離脱症状による不快感から逃れるために、さらに酒を飲み続けることになってしまいます。

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引用元:引用元:アルコール依存症治療ナビ.ip

1週間ほど激しい寝汗が続き、お酒をやめるのをあきらめようと思ったのですが、何とか1週間は乗り越える事が出来ました。

しかし、1週間たって完全に収まったかというとそんなことは無く、半年間ほどは3日に1回は寝汗がひどくて目が覚めるということが続くことになります。

アルコール依存症を自覚するにはアルコールを1~2週間断つことで判断できる

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私はお酒に依存している「アルコール依存症」であるという事を夢にも思わなかったのですが、アルコールを断って1週間で身体や精神に起きた症状を調べれば調べるほど、自身が依存していたことを裏付ける結果となりました。

通りすがりの猫
通りすがりの猫
普通に生活が出来ているのにアルコールに依存していることもあるんだ。
ユレオ
ユレオ
(;´・ω・) 「依存症」というのが意外と身近にあることを身に染みて分かったし、ひょんなことからアルコールに依存していることに気が付けたんだ。

私はアルコール依存症というのはお酒が無いと手が震えたり、呂律が回りにくくなったりするようなものを想像していたのですが、そういった症状以外にも様々な症状が身体に現れることを、この時初めて知ることになったわけです。

正直なところ自分がアルコール依存症で、お酒を断つと離脱症状が出るという事にショックを覚えました。

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離脱症状は人によって異なり、1~2週間で治るものではない

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私の場合の離脱症状は主に発汗でしたが、イライラや集中力の低下といったような精神的なものもかなり大きく受けました。

特に後期離脱症状が出ているときは、何かと理由を付けてお酒を飲みたくなります。

  • もう5日間も飲むのを止めたし、そろそろ飲んでもいいだろ。
  • 1週間禁酒出来たらお祝いに高いお酒を飲もう。
  • 寝汗がひどくて寝れないし、仕事に支障が出る。だから仕方ないけどお酒を飲まないと…

自分の意思がどんだけ強くても「脳がお酒を求める」ので、かなりの葛藤を覚えることになり、多くの方がこの状況で禁酒や断酒を挫折します。

脳がお酒を求める仕組みについてはこちらで詳しく触れています。

お酒をやめたら性格が良くなる!禁酒や断酒をしたら怒りにくく穏やかな性格に【実体験】◆お酒を止める薬レグテクト"を使った感想|飲酒欲求を抑える効果と特徴 ◆酒の代わりに飲むおすすめの炭酸水!断酒や禁酒の苦しみを和らげる...

お酒をなぜ脳が求めるかというと、アルコールが体内に入ることで、「セロトニン」や「ドーパミン」といった神経伝達物質が分泌されます。

「セロトニン」は「不安」や「悩み」等の心理が和らげる働きがあり、普段抑え込んでいた感情を解放するのでストレスの解消になることや、「ドーパミン」は「楽しい」「幸せ」を感じるようになります。

お酒を飲むことで脳内に「セロトニン」や「ドーパミン」といった神経伝達物質が分泌され、その感覚を脳が記憶してしまい、神経伝達物質を出し続けてようと脳がアルコールを摂取させるために自分自身に「お酒が必要」と思わせてお酒を飲まそうとします。

このような自分の意志とは異なる「脳の求める行動」に抗うのは大変難しいもので、アルコール依存症の専門外来が存在するのも頷けます。

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最後に

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ここまで私が経験したお酒をやめて離脱症状が出てことについてお話してきました。

離脱症状については症状の内容や依存期間により異なる為、一概には言えませんが10年くらい晩酌してきた方は依存傾向にあるのではないかと思います。

もちろん酒が無くなると手が震えるというような症状はないかと思いますが、お酒を1~2週間断つと、普段出てこなかった身体的・精神的な症状や変化を感じ取れるのではないでしょうか。

自分自身がアルコール依存症であるということに気が付くのは怖いことですが、”症状の軽いアルコール依存症”の方は大勢おられるはずです

一度自身がアルコールに依存しているかを確認するために、1~2週間の禁酒を試してみるのはおすすめです。

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お酒をやめいたいが、どうしてもやめられない方へ

断酒を始めた頃、私はお酒を辞めたいという強い意志でアルコール外来に足を運び、医者に相談して断酒の為の薬である「シアナマイド」や「ノックビン」を処方してほしいと伝えました。

シアナマイドやノックビンは、服用することでアルコールが苦手な人と同じようにお酒を受け付けない生体反応を起こす「抗酒剤」と呼ばれるもので有名で、お酒を本気で辞めたいという方は、勇気を出してアルコール外来に通院して、医師に断酒の意思を伝えて抗酒剤を処方してもらうことをお勧めします。

私は当時、抗酒剤として「レグテクト」を選択しましたが、抗酒剤として有名な「ノックビン」は個人でも購入することが出来ます。

健康保険が適用されないので、全額負担になりますが、アルコール依存症の専門医療機関への通院が難しいという方で、どうしてもお酒をやめたいという方には有用な手段と言えます。

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頭皮や薄毛で悩んでいる方へ

私は40代になり髪の毛が痩せて細くなったことで、急に老けて見られるようになり、髪の毛について危機感を抱えていました。

AGA(男性型脱毛症)治療というものがあるのは知っていましたが、正直なところ懐疑的あったことや、高い治療費をかけて医療機関を利用したとしても、効果が無かったら悲しい思いをするので、「フィナステリド」と「ミノキシジル」のジェネリック医薬品(後発医薬品)を購入代理店で取り寄せて使ってみたところ、驚くほどの効果があり、3か月で髪がフサフサになりました。

薄毛が気になるけど、AGA(男性型脱毛症)治療のために医療機関を利用するのはハードルが高いという方は、購入代理店は「フィナステリド」と「ミノキシジル」を少量購入して試してみるのは一つの手だと思います。

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