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【平均年収はいくら?】平均年収が422万円というサラリーマンの現実を知りどう動くのか

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こんにちはユレオです。

私は現在サラリーマンとして仕事をしており、家族を養うために日々の糧を稼いでいます。

世の中には様々な仕事があり、サラリーマンや公務員の方もおられれば社長であったりフリーランスの方もおられるでしょう。

中にはブログ運営だけで生計を立てている方もおられます。

これらの方に共通することは「労働」という行為に対して賃金を得て、それで生活を送っていることです。

こうして得られる賃金というのは一定の法則があるわけではなく、「大変で過酷な労働」に対して必ずしも高額の賃金が支払われるわけではなく、また、高い技術があるからと言って賃金が高いかというと、そうでもないケースがあります。

その為、自分が現在もらっている給料が妥当であるかということを知るのはなかなか難しいものです。

本日は世の中の平均的な給与所得を知り、そうした情報を知る大切さについてお話したいと思います。

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日本のサラリーマンの平均年収はいくらぐらいなのか

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日本人の平均的な年収や給料取得分布を知るためには、分母が多いサラリーマンを参考にすることが多いです。

特にサラリーマンの方は自分の努力や実績が収入にストレートに反映されないので、自分が他人より給料が多いのか、少ないのか気になる方が多いでしょう。

その為、自分の年収を相対的にどれくらいの位置づけなのかを知っておく方が良いかと思います。

労働人口のうち男女両方を調べたもので男性の平均年齢が45.9歳、女性の平均年齢が46.1歳です。

2016年度:422万円
2015年度:420万円
2014年度:415万円
2013年度:414万円
2012年度:409万円
2011年度:414万円
2010年度:408万円
——————————-
1997年度:467万円

平均年収は1997年の467万円がピークで、20年前から50万近く下がったことになります。

この数字は男女を含む全年齢の労働者や住んでいる地域を無視しているので、人によっては違和感があるかもしれませんが、日本における平均年収はこのようになっており、年々減っているという事実があります。

さらに言うと物価が上昇して税金はどんどん上がっているので、感覚的には20年前から2~3割ほど平均年収が下がったというところではないでしょうか。

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年代別の平均年収はいくらなのか

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では年代別の平均給料はどれくらいなのでしょうか?こちらは全国の男女両方の賞与を含めた年代別の年収になります。

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引用元:賃金構造基本統計調査|厚生労働省

こちらのデータの調査対象は以下の条件で行っています。

  • 日本全国の地域(ただし、一部島しょを除く。)
  • 日本標準産業分類に基づく16大産業[鉱業,採石業,砂利採取業、建設業、製造業、電気・ガス・熱供給・水道業、情報通信業、運輸業,郵便業、卸売業,小売業、金融業,保険業、不動産業,物品賃貸業、学術研究,専門・技術サービス業、宿泊業, 飲食サービス業、生活関連サービス業,娯楽業(その他の生活関連サービス業のうち家事サービス業を除く。)、教育,学習支援業、医療,福祉、複合サービ ス事業及びサービス業(他に分類されないもの)(外国公務を除く。)]
  • 5人以上の常用労働者を雇用する民営事業所(5~9人の事業所については企業規模が5~9人の事業所に限る。)及び10人以上の常用労働者を雇用する公営事業所を対象とし、都道府県、産業及び事業所規模別に一定の方法で抽出した事業所を客体とする。
  • 常用労働者は「正社員・正職員」とする。

あくまで全国のサラリーマンの平均給料なので地域差が無い為、中央値がどれくらいかはわかりませんが、こうしてみると40代からのサラリーマンはこれほど多く給料をもらっているんだと驚きます。

相対的に情報を見てどう感じるか

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こうした情報は厚生労働省が毎年統計を取り公開しているので簡単に調べることはできますが、これらの情報を見てどう感じるかというところが今回のお話のポイントです。

先にも述べましたが、賃金というのは一定の法則があるわけではなく、「大変で過酷な労働」に対して必ずしも高額の賃金が支払われるわけではなく、高い技術があるからと言って賃金が高いかというとそうではないケースもあります。

高い収入を得るというのは「個人の技術を磨く」よりも「高い給料を得られる環境」を探してそこに移る方がより確実です。

ただ、より良い条件の環境に移るために「個人の技術を磨く」ことが場合によっては必要になり、経験や技術がより環境に移るための条件になることもあります。

しかし、こうした生活基盤である仕事の環境を変えるという行動に移すためには、前提として周囲により良い環境があるのかどうかということを知っておく必要があります。

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となりの芝生を見ることは時には必要で、自身の市場価値を知るべき

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「隣の芝生は青く見える」という英文ことわざがあります。

The grass is always greener on the other side.

意味は「何でも他人のものはよく見えるものである。」という内容です。

何でも他人の物は良く見えるもので、時には嫉妬を覚えて冷静さを失うこともあるので、「隣の芝生は青く見える。」ということわざの裏には「良く見えるから見るのを止めようね。」という戒めの意味を持つこともあります。

しかし私は隣の芝生が視界に入るように生活を送ることも時には必要かと考えています。

まず、隣の芝生を見なければ、自分の家の芝生がどれほどの状態なのかわかりません。

もちろんカーデニングのプロで芝生の状態を知り尽くす方なら、隣とわざわざ比較する必要はないのですが、そういった経験や知識が無い方は現在の状態を知るすべがありません。

自分自身の市場価値を知ることは、安心したり不安になることがありますが、そういった感情を無視して冷静に「周囲の状況を見て自身の価値を知る」という視点は生きていくうえで必要です。

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自分自身の市場価値を調べて適正な年収を知っておくことは重要

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自分自身の市場価値を知る方法としてどういったものがあるのでしょうか?

普通に考えると「会社から支払われる給料や年収の額面」が第三者から見た評価となりますが、今勤めている会社の給料や人事評価というものについて満足している方というのはどちらかといえば少数派ではないかと思います。

今の給料は不満があるけど交渉しても無駄だろうし、転職しても給料は上がらないんじゃないかな…

勤めている会社の視点から見た自分自身の評価というのは、会社から支払われる給料で判断できますが、それが社会全体において自身の評価として適正であるかというのは、なかなか知り得るのは難しいものです。

また、転職活動を行うという場合は調べることが膨大で、「自分自身の能力がどういった会社で活躍できるのか」「自分の能力を高く評価してくれる会社はどこか」というのを個人で調べるには限界があります。

近年は雇用を行う企業側も雇用条件や新しいビジネスに合わせた人材を確保するために頻繁に情報を更新するので、個人でそれらの情報を網羅するのは難しいと思われます。

しかし、自身の情報から求めている条件の企業や条件を探すことを代行してくれる転職エージェントがあり、しかも無料で利用することができます。

こうした転職エージェントが無料で利用できる理由は、転職成功時に成功報酬で転職先の企業がエージェント対して報酬を支払うからで、サービスを利用する個人は一切の費用負担がなく有益な情報が無料で得られます。

  • 自分自身の市場価値がどれくらいなのか?
  • 今の会社からもらっている年収は適正なのか?
  • 他の会社では私にいくらの年収を提示するのか?
  • 現在の経験を活かしながら別業種に転職は可能なのか?

こういった情報を知っておくだけでも自分自身の今後の将来において有効な選択肢を確認することができますし、年収を将来アップしたい場合はどういった選択があるのかを知ることができます。

もしあなたが現在転職を考えていなかったとしても、自分自身の市場価値がいくらなのかを知っておくことは有効で、勤めている会社に対して正しく評価されているのかの判断材料にもなります。

自分自身が今どのような状態であるのか、仕事の可能性や未来の選択肢を増やすためにも、転職エージェントに登録することで自身の市場価値を調べることは、将来の選択肢や現状の給料の額面の妥当性を判断するのに役立ちます。

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最後に

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ここまで世の中の平均的な給与所得を知り、そうした情報を知る大切さについてお話してきました。

こうした情報は平均的な給料を得ていることで安心したり不安になるということがあるため、人によってはこうした情報を見るのは嫌だと思うかもしれません。

実際私もこうした情報を見るのはあまり好きではなく、冷静に情報として見たとしてもどうしても嫉妬や妬み等の感情が沸き上がります。

しかし、最近は自身の現状を知ることで、今後の人生をどう動くべきか判断する基準となると考え、冷静に客観的に情報を読み解くようにしています。

今思うと20代のうちにこうした視点を持っておくべきだと思いましたが、それは言っても仕方がないことで、今こうして気が付けただけよかったと思うようにしています。

また、自分自身の市場価値を知っておくことは必要と思うとの、現在勤めている会社からの給料が適正かどうかというのを、同僚を比較して行うのはあまり意味がなく、もっと広く比較する必要があると感じました。

会社との給料の額面の交渉をするにしても、一度自分の市場価値を正しく知っておこうと思います。

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